SMエンターテインメントがSMタウンCOEXアーティウムの営業終了を5月18日に発表した。
2015年1月にオープンしたSMタウンCOEXアティウムは、カフェ、博物館、劇場、商店などSMアーティストに関する様々なコンテンツが見ることができる複合文化空間として国内外のK-POPファンに人気の観光スポットだった。
COEXアティウムを閉鎖するという話は 昨年7月から出た。
閉鎖の理由は高い賃貸料と各事業の赤字が続いたためだ。
発表文の最後に「新しい姿でまたお伺いしましょう」という文章が目立つ。
COEXアティウムは、ソウルから車で4時間かかる慶尚南道昌原(チャンウォン)にSMタウンを移転する計画だ。
<SMタウン昌原イラスト>
K-POPの新しいランドマークになるSMタウン昌原は、地下4階、地上10階。
スターフィールドCOEXモールの2倍の大きさだ。
<SMタウン昌原写真>
地下階は駐車場と小売店空間として使用予定。
地上1~3階には対話型韓流スタジオが設置され、ファンはK-POP録音、メイク、撮影などの現実を経験できる。
アーティストグッズショップもある。
4階と5階にはSMタウンCOEXアーティウムに似たホログラム劇場を収容するのに使用される。
劇場はアーティストの身長と同じ大きさのホログラムと特殊効果を使用した公演だけではなくコンサートの上映も可能だ。
6階と7階にはコンベンション施設、食事スペース、公演場などがある。
最後に建物の最上階の8~10階はホテルとして使用され、ファンにとって好きなアイドルと同じ空間に滞在する経験を提供する。
昌原SMタウンは、2020年にオープンすると、50億円の経済的効果を生み出し、34,000人の雇用を創出し、年間30万人以上の観光客の誘致が可能だと予想されている。
新聞の記事には明るいニュースばかり書いてあったが、果たしてソウルから車で4時間もかけて昌原SMタウンまでどれほどの観光客が来るのか、こんなに遠くまでファンたちが訪れるほどのメリットがあるのか疑問だ。
民間事業者は、2017年5月に着工したSMタウン新築工事を終え、先月29日、昌原市に使用承認申請をした。
しかし、行政手続上の特恵疑惑の寄付や管理運営方案作りなど、昌原市と民間事業者の交渉が難航しており、建物の完成後も一定期間オープンできない状況が発生する可能性が高いという。
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