現在、オンラインではaespa所属事務所であるSMエンターテインメントが公式YouTubeチャンネルの動画でaespaメンバーのニンニンのスニーカーだけをモザイク処理したことに対して批判が殺到している。
3月11日夜、SMエンターテインメントは公式YouTubeチャンネルであるSMTOWNにBoAとaespaが出演するリマスターピーススペシャルエピソードを公開した。
同日公開された映像の中で議論になっているのは、SM社屋でaespaのメンバーらが振り付け練習をする場面が登場する。振り付けの練習映像の中に,ニンニンのスニーカーだけをモザイク処理した姿が公開された。
SMエンターテインメントがニンニンのスニーカーだけをモザイク処理した理由は、ニンニンがナイキのスニーカーを履いていたからだ。
アメリカのスポーツブランドナイキが他のグローバルアパレルブランドと共に中国の新疆ウイグル人権弾圧を批判し、コットン(綿)を使わないと発表するとこれに反発した中国では、ナイキのスニーカーを燃やすなど大々的な不買運動が繰り広げられた。
SMエンターテインメントは、政治的に敏感な事案であるため、ニンニンのナイキスニーカーをモザイク処理したようだ。これに対し、海外のネットユーザーだけでなく、韓国のネットユーザーらは中国の機嫌を伺い、「中国の新疆ウイグル人権弾圧を支持するのか」という批判が殺到している。
これまで公開されたaespa動画を見ると、ニンニンはナイキブランドが好きなのか、タイツをはじめスニーカーなどナイキブランドを着用する映像が多かった。他の動画ではナイキロゴをモザイク処理しなかったが、この映像だけナイキロゴをモザイク処理して議論になっている。