EXO、少女時代、Super Junior、SHINee、東方神起、Red Velvet、NCTなどK-POPを代表するアイドルグループが所属しているSMエンターテインメントがマスクを販売して批判が殺到した。
24日、SMエンターテイメント(以下、SM)の海外ショッピングモール「SMグローバルショップ」は、公式ツイッターを通じて新型コロナウイルス拡大防止と予防のためにマスクを販売すると知らせた。
SM側はツイッターにマスク販売に対する情報のURLまで親切に添付した。
SMマスク販売のURLをクリックすると、KN95マスク5枚入り1セットの価格が30ドルになっていた。
1枚当たり6ドル(約660円)で、韓国で現在販売されている1枚当たりのマスク価格の120円に比べて5倍も高い。
もちろん、海外のファンを対象にしたグローバルショッピングモールなので、マスクの価格が韓国と違うとはいえ、ファンたちが怒ったのは値段だけではない。
SMアーティストの商品を売るショッピングモールがいきなりマスク商売するということで怒った。
さらに、批判されたのは世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染拡大について、世界的な流行を意味するパンデミックを宣言し、マスク不足が慢性的に続く中、マスク商売にアーティストのファンたちはSMを批判した。
SNS上では、非難とマスクの寄付を求める声が相次いだ。
結局、SMグローバルショップはマスクを販売してから約2時間で販売を撤回し、謝罪後ロサンゼルス児童病院の職員にマスクを寄付するというツイートを アップした。
現在はマスクを販売した商品ページは削除された。
グローバルショップだと言っても、結局SMエンターテインメントが運営するショッピングモールなので、批判されるのはSMエンターテインメント。

新型コロナウイルス拡大により、世界が大変な時期にマスクで商売しようとするのはエンターテインメント会社としては失格だという厳しい声が多かった。また、今回のSMエンターテインメントのマスク販売で失望したというコメントもたくさん寄せられた。